夏に快適 接触冷感素材 その2

今朝の天気予報では、本日群馬県は気温35℃超えが8時間続く地域もでるとの予報でした。熱中症対策をしっかりして出かけないと危険ですね。

暑さのために不調を感じたらすぐアイシングすると良いそうです。首や脇の下、背中、足の付け根など、体の中でも太い血管が通る場所を冷やすと体内にこもった熱を下げるのに効果的だそうです。

触るとヒンヤリと感じる『接触冷感』素材、アイシングの効果まではありませんが、暑さ対策にはぜひ利用したい素材です。化学繊維ではレーヨンやキュプラがこの接触冷感に優れた性質を持っています。前回はレーヨン(リフレールクール)の話をしましたが、今回はキュプラについてお話します。

キュプラ(Cupro)はコットンから生まれた再生セルロース繊維です。コットンの種子の周りのうぶ毛、コットンリンターを溶かして繊維状に再生させた化学繊維です。特徴としては
糸の断面が真円に近く表面がなめらかで、そのため刺激が少なくお肌に優しい素材です。旭化成株式会社ではこの素材をベンベルグというブランド名で提供していますが、このベンベルグと特殊機能ポリエステルを複合したクールで快適な繊維に、同じく旭化成の開発したペアクールという糸があります。ペアクールは吸湿性と放熱性を兼ね備え、蒸れやベタ付きも抑える夏にぴったりの接触冷感素材です。

IZUHARAのウェーブ織タオルマフラー・バラ柄はこのペアクールを使用したタオルマフラーです。前回ご紹介したリフレールクール糸を使用したタオルマフラーと同様に、UVカット率95%以上、首に巻いた時にズレを防止する通し穴付きです。エレガントなバラのデザイン、上品なパステルカラーの3色展開です。

ドレッシーな装いの時もスカーフ風に首に巻いて、タオルっぽくないコーディネイトを楽しんでみてはいかがでしょうか。

参考:旭化成株式会社サイト

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