寒暖差の激しい季節の体調管理。マスクは厚手の布マスクで保温効果アップ

季節の変わり目は寒暖差が激しくなります。特にここ数年は朝晩と日中の気温差が大きい日が多く、また日々の気温差で見ると短い期間に季節が2ヵ月移動するなんてこともめずらしくありません。

季節の変わり目には体調を崩す方も多いのではないでしょうか?寒暖差の激しい季節の体調不良は寒暖差疲労かもしれません。

季節の変わり目の寒暖差疲労、食事と防寒で対策を

季節の変わり目に起こりやすい、寒暖差疲労

寒暖差疲労とは?

季節の変わり目に、原因がはっきりしないのに体調が悪いことがありませんか?

それは寒暖差疲労を起こしていると考えられます。

人間の体は、自律神経によって体温調節を行い、外気温と体温のバランスを保っています。

しかし、大幅な気温の変化が起こると、自律神経が体温を調節するためにエネルギーをたくさん必要とし、そのエネルギーの消費で体が疲れてしまい寒暖差疲労となってしまいます。

寒暖差疲労で起こる症状

寒暖差疲労で起こる体の不調は、頭痛、肩こり、めまい、ほてりなどがあります。

また、睡眠障害や食欲不振、そしてイライラしたり気持ちが沈んだりといったメンタルの部分にも影響が出ると言われています。

このような体調不良から、風邪をひきやすくなる方も多いようです。

寒暖差疲労を起こさない、溜めないための習慣

規則正しくバランスの良い食事を心がけましょう

寒暖差疲労をためないためには睡眠をしっかりとること、そして食事が大切です。規則正しく3食きちんと食べること、そして内臓を冷やさないためにも、冷たい食べ物は避け温かい食べ物を取るように心がけましょう。

ビタミンB1は疲労回復に効果的です。肉類、大豆などのビタミンB1を多く含む食物を取ると良いでしょう。


また、免疫力を高める食べ物も積極的にとると良いそうです。ビタミンAを多く含むニンジン、ビタミンCが豊富なレンコン、ブロッコリー、βカロテンが豊富なかぼちゃなどが免疫力をを高める食材としておすすめです。

身体を冷やさない、防寒を心がける

寒暖差疲労を起こしやすい気温差は5度~7度と言われています。

家の中と外気温の差や朝晩と日中の気温差がが5~7度以上の場合、また2日間の気温差が5~7度以上ある場合は要注意です。

この気温差の影響を出来るだけ受けないように体を暖め冷やさないことが大切です。

外に出る時は手や首を冷やさないようにマフラーや手袋で防寒を心がけましょう。

マスクは厚手のものがおすすめ

マスクをするのが日常となっていますが、この季節は感染対策だけでなく防寒対策としてもマスクを利用しましょう。

感染対策に良いマスクとしては現在不織布マスクが推奨されていますが、この季節はちょっと薄くて寒さを感じることと思います。

寒暖差疲労の対策としては布マスクがおすすめです。布マスクの中でも綿素材は夏は涼しく、冬は保温効果を発揮してくれます。

外出するときは、綿の使用率の高い厚手の布マスクを着けて顔の防寒をすると更に効果が高まります。

布マスクはデザインも豊富で温かみのある明るい色のデザインもたくさん販売されています。この季節は思い切って暖色系の濃い色のマスクで気分も暖かく過ごしましょう。

この季節は、思い切って温かみのある濃い色のマスクを付けてみては?

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