秋冬の乾燥対策には加湿と保湿！おすすめの生活習慣

お肌や喉の乾燥、その原因は？

秋から冬に季節が移ってくると、気温が下がることにより空気中の水分量が減少し空気が乾燥してきます。空気がが乾燥すると肌の水分が蒸発し肌がカサついてきます。また、乾いた空気の中で呼吸することにより、鼻や喉の粘膜が刺激されて咳や喉の痛みなどの症状が出やすくなります。

寒くなってくると暖房器具が欠かせません。ストーブをよく使っていた時代はストーブにやかんを乗せお湯を沸かしたりしていましたが、知らず知らずのうちにお部屋の加湿が行われていました。一石二鳥ですね。

最近ではファンヒーターやエアコンを使用する方が多いと思います。

通常、気温の高い季節の空気には多くの水分を含むことができますが、エアコンやファンヒーターで空気を直接暖め部屋の中の温度を上げると、空気中の水分は増えずに、温度だけが上昇します。

そのため湿度（相対湿度）が低下して部屋の空気を乾燥させてしまいます。部屋の空気が乾燥するとお肌や喉の乾燥にもつながります。また、エアコンの温風が直接体に当たることでお肌が乾燥する原因となってしまう場合もあります。

紫外線量は6月～9月の夏場が最も高く、10月頃からその量は減ってきます。とはいっても秋～冬は晴れる日も多くなるため紫外線の影響は夏場と同様に気を付けなければなりません。紫外線は日焼けだけでなく、皮膚をバリヤする機能も低下させてしまいます。これが肌の乾燥を起こす原因になります。

秋～冬になると空気が乾燥することに加えて冷たい北風がお肌には大敵です。特に関東地方では山を越えてくる乾いた冷たい『からっ風』が更に肌にダメージを与えます。できるだけ乾いた空気に肌をさらさないようにすることが大事です。

肌をさらさないためにはマフラーやマスクで顔を保護しましょう。特にマスクはウイルス対策として欠かせない存在となりましたが、肌の水分の蒸発を防ぐのにも効果的です。

しかし、マスクの素材によっては逆に肌の水分を奪ってしまうものもあるので注意が必要です。

最近ではマスクを着けている時間が長いことからマスク肌荒れに悩んでいる方も多いようです。そのため、お肌のことを考えた肌に優しい素材や肌に良い加工を施したマスクが増えてきました。

布マスクで綿やシルクといった天然素材のものはお肌に優しくおすすめです。お肌に良い素材のマスクで乾燥から肌を守りましょう。マスクで【保湿】です。

マスクは紫外線防止対策にもなります。冬場はできれば少し厚手のマスクを選ぶといいでしょう。保温効果にもなり、冷たい北風から肌を守ります。

暖房器具による乾燥には何といってもお部屋の加湿です。最近では高性能な加湿器も多く販売されておりますが、暖房器具+加湿器のダブル使用は電気代も気になります。一日中ともなるとちょっと心配。

加湿器を使用しなくても、部屋に洗濯物を干したり、水を吸わせて置いておくだけのタイプの加湿アイテムで部屋の湿度を保つことができますので、加湿器と併用して省エネにも考慮したいですね。

就寝時、加湿器をつけたり部屋干しをして布団に入っても朝起きたら喉が痛いことがありませんか？

６~８時間の間に加湿器の水がなくなってしまったり、加湿のために干した洗濯物が乾ききってしまって気づかないうちに部屋の湿度が下がってしまうことがあります。

また、起きているときは意識して口を閉じていられますが、寝ている間は無防備になり口が空いてしまい、乾いた空気を吸って喉が乾燥してしまうことがあります。

就寝時にマスクを着けて寝ると、お肌や喉の乾燥を防ぐことができます。もちろん、お部屋の加湿は大切ですが、乾燥対策の補助対策のひとつとして、就寝時のマスク着用はお勧めです。

先程言ったように、眠っているときは無防備に口が空いてしまいます。乾燥の季節には様々なウイルスも活性化しますので、口からのウイルスの侵入を防ぐにも効果的です。

就寝時にはマスクを着けるのを習慣にすると、うっかり喉をやられてしまったということも無くなり風邪予防になります。

乾いた空気や紫外線からお肌を守る、肌に良いマスクならシルクプロテイン加工を施した布マスクがおすすめです。

シルクプロテイン加工は天然シルクから抽出された純度の高いシルク蛋白を生地にコーティングさせたものです。皮膚の主成分と同じタンパク質で肌にやさしく、シルクの持つ保湿効果がお肌と喉の潤いを保つ効果が期待できます。