このまま使い捨てマスクを使い続けてよいのでしょうか…

毎日膨大な数の不織布マスクが破棄されています。

そしてそれらは、世界の海へ流出されていると言われています。

そして鳥や海の生き物たちが、命の危険にさらされてしまっているそうです。

マスクのゴムが体に絡まってしまったり、食してしまったり、それらを食べた生き物を私たちが食しているかもしれない。

不織布マスクが絶対良いと言えるでしょうか。

不織布マスクのメリット

メリットその①

花粉やウイルス飛沫などを高い数値でガードしてくれ、とても安心感がある。(ただし、それはフィルターを通過した場合)

ノーズワイヤーが付いているので、鼻横の隙間を埋めてくれます。

マスク本体は蛇腹状になっており、様々な顔の形に対応できます。

メリットその②

1枚当たりの価格はお安く、お求めやすい価格帯です。

洗って使用するのが手間だと思う方には、洗う手間がないので時短にもなり楽に感じるかもしれません。

不織布マスクのデメリット

デメリットその①

マスクの両サイド、下に隙間があいてしまうことが多く、その隙間からフィルターを通過しない空気が入ってきてしまいます。

マスクの中が蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすいマスク環境です。

マスクの付けはずし等の摩擦でお肌を痛めてしまい、かゆみやかぶれを引き起こします。更に、マスクを外した際にマスク内の湿気が急激に蒸発することで、お肌の水分まで奪われてしまい、『乾燥』という大敵に襲われます。

デメリットその②

とても問題視されている、環境問題です。使ったら捨てれば良い、洗う手間がなく便利など日々の生活の中では楽ができ、時短にもなるかもしれません。しかし、使い捨てマスクが普及する中で、環境・生き物にとってとても深刻な状況を強いられています。

不織布マスクは推奨されているマスクではありますが、不織布マスクだけが絶対良いというわけではないと考えます。

洗って繰り返し使用できる、高機能な布マスクも開発されています。

つくり手である私たちは、サスティナブルな時代へ向け、環境にも、生き物にも優しいエコな商品づくり、責任あるものづくりをしなければならないと強く思っております。

◇◆IZUHARA◆◇

織都1300年の歴史を誇る群馬県桐生市で、90年以上に亘りジャカード織物の真髄を追い求めてきました繊維メーカです。厳選された素材・確かな技術・洗練されたデザインで、織りから最終製品完成まで自社にて行っております。高品質で安心安全な商品を皆様にご提供できるよう、日々努めております。