季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われていますが、特にこの季節は『春の５K』と言われる乾燥、強風、寒暖差、花粉、黄砂によって風邪をひきやすくなったり、自律神経が乱れたり、ストレスを感じたりする方が多いようです。春の５Kにできるだけ悩まされないように外出時のマスク着用は必須です。春マスクは春の５K対策を意識して選びましょう。

春の５Kとは？５Kを全て解決できるマスクのスペックは？

春の５K・・・乾燥、強風、寒暖差、花粉、黄砂

秋～冬～春までご注意の３K・・・乾燥・強風・寒暖差

気温が下がってくると、空気中に含むことの出来る水分量が減少し空気が乾燥してきます。そのため日本列島の多くの地域で空気が乾燥しますが特に群馬や栃木など太平洋側の内陸部では相対湿度が大きく低下します。

この地域は冬になると日本海側の湿った空気が山を超える際に乾燥して吹き降ろしてくる強風が特徴です。これが春先まで続きます。

また、季節の変わり目は朝夕の気温の変化が大きくなる日が多くなります。ここ数年はこの寒暖差が顕著になってきているのを感じている方も多いと思います。朝夕の気温差が5℃～７℃以上、また２日間の平均気温差が５℃～７℃以上だと人間は自律神経の乱れが生じると言われています。

春に猛威を振るう２Ｋ・・・花粉＆黄砂

春の５Kの中でも悩んでいる方が多いのが花粉ではないでしょうか？

花粉は、くしゃみ・鼻水・咳・目のかゆみ・皮膚のかゆみなどを引き起こします。

２月上旬から４月の終り頃までは花粉のピークになります。この時期に多いのはスギ花粉、ヒノキ花粉ですが、粒子の大きさで言うと、スギ花粉は30～40μm、ヒノキは、25～35μm程度だそうです。最低でもこの粒子を防ぐことのできるフィルター性能のマスクが必要です。

黄砂は、中国大陸内陸部の砂漠から風によって巻き上げられた砂埃や鉱物の粒子などが偏西風に運ばれて日本に飛来するもので、一年中飛んできているようですが、春は特に黄砂が飛来する条件が整い多くなると言われています。黄砂粒子、大きさは様々ですが日本に飛んでくるものは4μm程度のものが多いそうです。

黄砂は花粉症の症状を更に強めるそうですので併せてブロックしたいものです。

５Kを全て解決！春の５K対策におすすめのマスクの特徴。

今やマスクはたくさんの種類が販売されており、生活スタイル・ファッションの好み・用途・こだわりなどに合わせて選びたい放題です。しかし、この『春の５K』を全て解決できるマスクはというと限られてくるのではないでしょうか？

春の５K対策におすすめのマスクの特徴を考えてみました。

乾燥対策はシルクプロテイン加工の布マスクで

空気が乾燥するとお肌の乾燥も避けられません。乾燥によって肌荒れを起こしやすくなります。不織布マスクは肌の潤いを吸い取ってしまい、また硬い部分に当たると肌が擦れて更に肌荒れを起こしやすいと言われています。

シルクプロテイン加工を施した布マスクは肌当たりも優しくお肌潤いを保ち、美肌効果も期待できます。また、就寝時につけることにより、喉の潤いを保ち風邪予防に効果的です。

強風と寒暖差対策に、厚手の布マスク

暖かくなってきても気温が下がる日もあり、また朝晩の寒暖差が大きいことが特徴のこの季節、まだ防寒対策は必要です。冷たい強風がふくこともあるので外出時はできるだけ防寒できる準備をしておきましょう。普段は不織布マスク派の方も、厚手の布マスクを１枚携帯していると冷える日に役に立ちます。特に綿素材のマスクは保温効果もあるのでおすすめです。